INTERVIEW
Yumiko Masamoto
政元 裕美子
事業部 シェアードサービス課 課員 / 2012年入社
(インタビュー当時の所属は事業部 受託事業課)
Q現在の仕事内容について教えてください。
前例のない事業、
ルールをつくりながら進んでいく。
3万人規模に及ぶJR西日本の給与システムを運用してきたノウハウを生かし、JR西日本グループ全体へ、高品質な人事支援サービスを広げていく。2018年、当社は「人事シェアードサービス」という事業をスタートさせました。
給与計算一つをとっても、家族構成や勤務形態によって一人ひとり違い、同じ人でも月によって変動が起こります。さらに、たび重なる法改正への対応も求められます。こうした業務は、各社が独自に担当者を育てて行われてきました。
しかし今、少子高齢化の中で人材確保などの問題があらゆるところで顕在化しています。それを私たちが一つに集約し、より効率的で安定した給与システムの運用を実現しようとしています。事業はまだ、走り出したばかり。提携したグループ会社と協議を重ね、システム改修やルールづくりを進めているところです。前例がないため不安や迷いもありますが、「失敗してもいいから、とにかく進もう」という上司の言葉に支えられ、提案に臨んでいます。
Qどんな時に仕事のやりがいや魅力を感じますか?
復職前と変わらず、
責任のある仕事を任せてもらえる。
私は今、プロジェクトの一員を任せてもらいながら、短時間勤務で子育てとの両立をしながら働いています。復帰して2年になりますが、子どもの急な発熱などで早退したり、出社が遅れてしまうこともあります。まわりのメンバーたちの理解や協力があるからこそ、今の働き方を実現することができています。
人事シェアードサービスを推進するうえで、これまで携わってこなかった分野の知識も必要になってきました。子育てをしながら自分で勉強する時間を設け、お世話になっている社労士の方に社会保険について詳しく教えていただいたり、帰り道や子どもが寝静まってから本を読んだりして、知識を深めているところです。
こうして復職前と変わらず、責任とやりがいのあるプロジェクトを任せてもらえることが嬉しく、自分の可能性を広げながら、意欲を持って仕事に取り組んでいきたいと考えています。
CAREER STEP
- 入社~
- 給与センター
- 先輩のもとで給与の基礎知識を学ぶ。
- 2年目~5年目
- 給与センター
- 毎月の給与業務はもちろん、住民税や研修を担当し、資料の作成などや調整業務を行う。
- 6年目~7年目
- 給与センターに復帰
- 2年の育児休暇を取得。復職後も、育児と両立しながら責任のある仕事を任せてもらう。
- 7年目~
- 人事シェアードサービス
- JR西日本グループの人事業務を受託し、窓口としてシステム構築・運用を行う。
Q今後の目標やチャレンジしていきたいことを教えてください。
誰もが自分らしく働ける環境を、
つくっていく。
子育て世代の人に限らず、介護との両立や在宅勤務など、これからはいろいろな社員が、さまざまな働き方で活躍していける環境が求められています。
短時間勤務で会社にいられる時間は限られています。その中では、「自分しかできない」という仕事を増やすのではなく、仕事をどんどん標準化・効率化しながら、チームみんなでサポートし合える体制をつくっていかなくてはなりません。これは、「人事シェアードサービス」というサービスの価値を磨き上げるうえでも必要な視点だと考えています。
今の私だからこそ持てる気づきを大切にしながら、責任ある仕事を誰もが担っていけるよう、より良い環境づくりにも貢献していきたいです。
SCHEDULE
- 09:00 ■ 保育園送り
- 09:30 ■ 出社/メール確認
- 10:00 ■ 打合せ 前日帰社後の業務引継ぎや当日のスケジュール確認
-
10:30
■ 人事手続き業務
電話にて社労士へ入退社の手続き依頼や進捗確認
システム登録・確認 - 12:00 ■ ランチ 本社メンバーとリフレッシュルームでお弁当、時々外へランチ
- 13:00 ■ 旅費、就業システム連携・取込み
- 14:00 ■ 月例データに係る変動データ登録・確認 各事業所から送付されるデータのリスト作成、システムへ登録
- 15:00 ■ 住民税の月額変更処理、社会保険等級の改定、保険料の確認 住民税変更通知書の内容確認や社労士からの引継ぎを確認し、当月給与に反映させる
-
16:15
■ 引継ぎ
一日の業務進捗を共有
翌日のスケジュールの確認
帰社後でも対応できるように各事業所や社労士からの依頼、業務の進捗をリスト化し共有している - 16:30 ■ 帰社
- 17:30 ■ 保育園お迎え