ジェイアール西日本ウェルネット

  1. HOME
  2. 採用情報
  3. 先輩社員インタビュー
  4. 森島 誉之

INTERVIEW

社会保険のプロフェッショナルとして、新しい顧客価値をつくる。

Takayuki Morishima

森島 誉之

経営企画部 総務人事課 課員 / 2014年入社
(インタビュー当時の所属は事業部 業務統括室(総合福祉グループ))

Q現在の仕事内容について教えてください。

心待ちにしているお客さまがいる。
その想いに応え、サービスを拡げていく。

JR西日本社員のみなさんの健康保険や厚生年金保険など、社会保険にまつわるあらゆる手続きを集約する「業務統括室 総合福祉グループ」に所属しています。社会保険の手続きは、結婚や引っ越し、出産などのライフイベントの発生に伴って申請が行われます。新しい住所の届け出が必要になったり、家族が増えれば新たな保険証の発行が必要になったり。こうした申請は、各地にある窓口で受け付けられ、私が働いている部署に集約されます。そして、申請された書類の審査を行い、各機関への届け出を進めていきます。

窓口から届く一つひとつの書類。その向こうには、手続きを心待ちにされているお客さまがいます。だからこそ、この仕事には、顧客視点に立ってより良いサービスを提案していく力が求められます。たとえば、Webなどを活用して24時間受付ができないか、お問い合わせによりスムーズに回答できないか。JR西日本人事部の担当の方と連携しながら課題をあぶり出し、システム化や運用改善までもっていく。受託している事業の運用に留まらず、私たちが提供できる価値をさらに拡げていこうとしています。

Qどんな時に仕事のやりがいや魅力を感じますか?

綿密な調査による裏づけが鍵となり、
新たな制度づくりに貢献できた。

社員のみなさんの健康管理も、企業にとって重要なリスク管理の一つ。本社配属の1年目、JR西日本社員のみなさんの健康管理につながる制度づくりに携わりました。

JR西日本人事部の方と連携し、人間ドックの給付金に関する支給額の調査からスタート。どれだけの人が申請しているか。現状の給付金で賄えているか。また、自費で検査を受けている人がどの程度いるのか。何万人にも及ぶJR西日本社員の動向を調べ、データをまとめていきました。結果、がん検診や脳ドックなどオプションの検査を自主的に受診している人は少なく、受けた社員も自己負担で受診していることがわかりました。

この情報をもとに協議が進み、給付金制度の見直しが行われました。裏づけとなる判断材料を提供したことで、関係者のみなさんもそれに応えてくれ、より良い制度づくりにつながりました。従来の枠組みを超えて、働くみなさまに価値を届けることができた。大きな手応えを感じるとともに、改めて自分が携わる仕事の意義を実感しました。

CAREER STEP

入社~
JR岡山支社事務センター
給与関係に直結する、通勤手当業務を担当。JR西日本の社員のみなさまの、自社商品販売に対するインセンティブ制度の集計や、社内のコミュニケーションツールの集計業務を担当。
2年目
JR総合福祉センター
岡山から本社のある大阪へ異動。JR西日本共済会と、人事システムの担当に。人間ドックにまつわる福利厚生の見直しを行い、新しい制度の導入を任される。
3年目
企画部 開発課
ウェルネットのWebページ修正管理や、ジェイアールウエスト倶楽部の制度開発・営業を担当。また、人事シェアードサービスを実現するための、制度設計に携わる。
4年目
業務統括室(総合福祉グループ)
社会保険や福利厚生の費用補助、人事システムを担当。各制度申請の効率化を目指し、電子化のプロジェクトが進行。知見を活かし、システム改善に携わる。

Q今後の目標やチャレンジしていきたいことを教えてください。

スケールを大きく、グループ視点で
仕事をつくっていく。

入社3年目に企画部開発課へと異動し、当社が進める大きなチャレンジの一つ人事シェアードサービスのフレームワークづくりに携わりました。JR西日本にはさまざまな事業展開を行うグループ会社が存在しています。そのグループ会社がそれぞれ個別に行ってきた給与計算などの人事業務をウェルネットに集約。グループ会社はメインとなるコア事業に人材を集中させ、他社との競争力を高めることに注力していく。ウェルネットが横串となってグループ全体を支え、成長の基盤をつくっていく。そんな構想のスタートとなるプロジェクトです。

チーム発足時は、毎日が手探り。受託できる業務の洗い出し、各グループ会社のシステム利用状況のリサーチ。グループ会社へ足を運びヒアリングを行い、悩みながらもなんとか全体のプランづくりを進めました。

人事シェアードサービスに携わってから次第に、広い視野でグループ全体を見渡すようになり、その中で「自分たちは何ができるか」を考えるようになりました。現在の部署に戻った今も、全体を見る必要性を感じています。社会保険の手続き申請も、いずれ人事シェアードサービスの対象となる予定です。グループのために、新たな事業領域と顧客価値を生み出し、プロフェッショナルとして信頼に応え続ける人になっていきたいと思います。

SCHEDULE

  • 09:00 ■ 出社 朝礼、メールの確認。
  • 09:30 ■ 申請書類作成 各事務センターから集約された健康保険申請書類の審査・立案。
  • 12:00 ■ ランチ 業務統括室のメンバーと一緒に、妻お手製のお弁当をデスクで食べます。
  • 13:00 ■ システム改修の打ち合わせ 雇用保険の申請書類の電子化にむけ、各部署と連携をとりつつ進行。
  • 14:00 ■ 社会保険にまつわるデータ作成 月々の社会保険料を決定づけるデータ集計など。
  • 15:30 ■ システム調整会議 人事システムの不具合報告や保守・改修の進捗状況を確認。
  • 17:30 ■ 終礼・片付け 翌日以降のメンバーの予定確認や、健康保険組合からの連絡事項を共有。
  • 17:45 ■ 帰社 妻と駅で集合し買い物しながら帰宅、自宅で家族とゆっくり過ごします。

先輩からのメッセージ

駅からはじまる、大きな夢を描いていこう!

ふだん何気なく利用しているJRの駅も改めて見渡してみると、百貨店やホテル、飲食店など、JR西日本グループが携わるさまざまな商業施設があり、大きな一つの街を駅が起点となりってつくっていると感じられます。ウェルネットは、これからさらに事業分野を広げていく会社。駅や周辺施設、そしてその先にある街で働く人たちにアクションをかけていくことができる、大きな伸び代がある会社です。これから事業分野をぐんと広げ、一つの街を支えていく仕事に、一緒に取り組んでいきましょう!

「一緒に、未来へ、チャレンジしよう。」